天然のカレー鍋

カレーCMが目立つようになった。こういう類のCMにはすぐに釣られる私。ぐつぐつと黄色い泡から立ち登るスパイシーな香りが頭の中に充満し、ずっと食べたかったのだが、一抹の不安があり我慢していた。

一抹の不安とは・・定番とは言い難いこの「新感覚」の鍋が夫に受け入れられるだろうか・・

スーパーでカレー鍋の元を見るたび躊躇していたのだが、ついに昨夜は誘惑に負けてしまった

今夜は何だかあまり台所に立ちたくないな~ あ、そうだ鍋にしよう
寄せ鍋ちゃんこ鍋キムチ鍋 数ある鍋用レトルトパックの棚に「特売」の文字があるではないか

カレー鍋 東京のあの名店の味がそのまま! 今日の特売!!

こ、これならいいんじゃない

CMを打っているあのメーカーのカレー鍋だと子供も食べられるような味みたいだし、鍋専門店のなら、大人好みに仕上げてあるに違いない。

う、うまそうだわ・・・  と、特売だし・・・

こうして夢遊病者のように棚に手を伸ばし、カゴにレトルトパックを入れると即効レジに向った。

だ、大丈夫よね。。きっと美味しいに違いないわ。。
言い訳のように自分に言い聞かせ、なぜかちょっとした罪悪感を抱えながら家に戻った。

スープを土鍋にあけると。。いい匂い

具材は豚バラ肉ニラキャベツ玉ねぎミニトマト・・えっ?ミニトマト

目を疑うが、やっぱりそう書いてある。
きっと隠し味になるんだ。ここは書いてある通り入れてみよう。ルン

作っているうちに、さきほどの不安はどこかへ吹き飛び、期待に胸を躍らせる私。

ぐつぐつ と煮立った。
さぁさぁ、どぉぞ~ まず夫の器に盛り付けてすすめる。
私も頂こうっと

あ、あれ・・
スープの味が想像と全然ちがう、、なんか和風? でもカレー
ミニトマトの酸味が妙に際立つ

間違いなく美味しいはずの豚肉も味がのらず、美味しく感じない。

無言で食べる。夫の顔が見れない私。。

ひととおり食べると夫は箸を置いた。

「なんでカレー鍋なの?」

「た、食べたかったの・・」

普通の鍋をおいしく食べたかったなー。カレー鍋ってさ、は無かったでしょ?」

つまり、誰でも受け入れられるメニューならばすでに定番になっているはず、と言うのだ。
一時流行ってもすぐに消える、またはそんなに普及しないメニューにはそれなりに理由があるんじゃないのか、というのが夫の説。

「う、うん。そうだね。」

「お前が食べたかったんならいいんだよ」

夫は優しく言うと、控えめに 食べてくれた。

いつも思うけど、夫の説には一理二理もあるのよね。
私が美味しい!と思っていれば反論の余地もあるんだけど・・

念のため断っておくが、このカレー鍋、私達には好みが合わなかったというだけのこと。
もしくは私の天然調味料のせいで、どこか間違って作ったのやも知れない。。おそるべし天然鍋 爆




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